とりとめのあること
引っ越しするとかしないとか。
転職するとかしないとか。
どんなプレゼンしようとか。
どんな恋愛をしようとか。
いつもいつも、おんなじことをぐるぐるぐるぐる。
あなたと会ったら、とか
あなたから連絡がきたら、とか
そんなことばかり考えていたら、目先のチャンスを逃してしまった。
今さらどうしようもないのに、あなたのことを考えて行動してしまうのね。
痛い。
ここは地獄か。
生きているだけで感謝しなさい、という言葉を聞いたことがある。
まあそれはそうですけど、「生きていること」が有るのが難しいという状況にならないと、感謝なんてできないよなあ、と思う。
正しいって厳しい。
正義を掲げていれば、なにも言い返せないような気持ちになってしまうのはなんでだろうね。
そうやって小さないじめも、大きな戦争も行われることが許されてきたのかしら。
不安が強い。
いつもミスをしないか、何かやらかしていないかと恐る恐るな気持ちである。
その不安を原動力によくよく考えて行動できる人になれればいいんだろうけど、私には論理的に考えて行動する力がない。
気づき、考え、行動する。子どものころ、よく言われた言葉だ。未だに私にはできない。なんでだろうと思ったときに、気づくことができないことに気づいた。しかしそれに気づいたときは、そこで思考停止していた。考えることができないから。
でも最近わかった。気づくためには日頃から考えながら過ごさないといけないのだと。ぼーっと過ごしていてもなににも気づけない。私は気配りができない人間だった。空気を読めない人間だった。それは気づけないから仕方ない、と昔は思っていたが、今は気づけるように考えよう、と思うことができている。
祈るしかない。
時間がないときの方がかえっててきぱきと物事を進められるのは不思議だよなあ。どうして水曜日の夜は急いで身支度を終えて布団に入れるのに、金曜日の夜は学生の頃みたいにだらだらと時間を溶かすのだろうか。床に伏していた時期よりはるかに忙しくて、受けるストレスも大きいはずなのに、メリハリのある充実した生活を過ごしていて、むしろ健康的な自分でいれている気がする。
私は忙しいほうが合うのかなあ。予定を詰め込みすぎてキャパオーバーになった経験を何度もした。だからなるべく予定を入れないように気をつけているんだけど、やっぱり気づくとスケジュール帳はびっしりになっている。困ったねえ。私はいつも困っている。元気をなくしたあの日から。