黒い羊
あなたの隣で眠りたい。
彼は生きているのだろうか。
眠い。
頭は興奮している。
けど眠い。
携帯の電源を切るしかないな。
おやすみ。
言いたいことはたくさんあって 誰にもちゃんとは言えなくて カウンセラーにはなんだかどうしても言えなくて でも今日はなにもかもぜんぶ打ち明けたいようなそんな気持ちにさせられたのです またトラウマになるような文言をネットで見てしまった 笑えない 笑えない出来事がそこにある ネタにしちゃいけない出来事が 私は遺書なんて書いてなかったしそもそも死のうと思ってその場所に行ったわけではないのだ わかってほしい 私があのとき死んでいれば きっと部屋中漁られて 遺書を探すけれども どこにもそんなものはなく きっと家族や友人は私が死んだ理由もわからないまま生き続けなければならなかったのだろうと今ならここまで想像することができる 別に死のうと思った理由なんてないし ただただ鬱のかたまりが重くて重くてつらくてたまらなくて死にたくて死にたくて死ぬしかないと思っていたそれだけの話で きっとそんなことを遺書に書いて電車に飛び込んだところで 家族や友人はわけのわからないまま生き続けなければならないのだと思うのですが 死んでしまえばそこで終わり 生きていく方が地獄なのだと私は思っている まあ未だに死なずに生きているんですけれど みんなは死んじゃダメだよ 私は死なないって決めてるからさ みんなも生きようよ ね