美しいもの

美しいものを追いかけていたい http://twitter.com/kasg_wr

死にたいに対抗するための3つの武器

生きる意味は生きることにあります。

あなたが死んでいたら、どれだけの人が泣いたでしょう

 

 

 

私は生きると決めている。しかし、しばしば死にたいという症状が現れる。それに負けないように、交わせるように、いくつかの言葉を、出来事を、心に留めておいている。その一つが上の言葉だ。私がうつ病になって間もない頃、ネットの記事で読んだ言葉。

 

 

 

http://anorh21.hatenablog.com/entry/2019/02/25/192122

 

そしてこの経験も。私にとって強烈な出来事だった。「自分が死んだら周りの人の人生を変えてしまう」という教訓は、今も強く私の中に残している。そして私は今日もこの駅に行き、電車に乗るのだ。

 

 

 

私には友人がいる。詳しくは書けないが、近しい人を亡くした経験のある人。とても陽気な友人だが、きっと心になにか深いものを抱えているのだろうと、思う。

思うので、私は彼女が死ぬまでは死なないと決めている。

 

 

 

私が死に対抗するために、心においているものはこの3つだ。あ、あとおまけで「私が死んだら推しはきっと悲しむ」というのもあるが、これはあんまり参考にならないだろうからおまけ程度で。

 

死に至る病気はある。それを治癒できる場合もあるだろうし、残念ながら死んでしまう可能性もある。うつ病は、「自殺をしてしまう病気」ではなく、「死に至る病気」だと私は考えている。だからそうならないように、対策をしないといけない。病気を治すための努力も大切だ。他の病気の症状と同じように、本当に大きな大きな希死念慮に襲われたときは、精神論など役に立たないことを私は知っている。だけど日々生きていて死が少しだけ近い私には、こういう精神的な武器で、少しだけ違うと思うのだ。

考え方は人それぞれだ。私の武器など役に立たないと思う人もいるだろうし、そもそも精神論ではどうしようもないと考える人もいるだろう。私もその一人だった。ただ今の私は、今までの私から3つの教訓を得て、それをお守りのように、持っている。だから参考にしてほしいというよりは、こういう人もいるという気持ちで読んでください。

死なない。

私にはとても難しいことだ。

だから私は、そうならないように必死に過ごしている。3つの武器を持って。