人付き合い

友達多いことを羨みはしたけれど、結局私がいる友人は洗練されて淘汰されて私の中で残った数少ないとてもよい友人たちなのだと気づいた 必要な分だけ持っていればいいのだ なんでも コスメも洋服も友達も 私は用事もないのに人と連絡を取るということが極端に嫌いで、それができるような数人の友人はきっと私の中でほんとうの友人で、きっと大事にしないといけない人たちなのだと思う。人たち、と言えるほどの人数もいないのだけれど。

父親に友達は大事にしなさい、友達との用事は必ず優先しなさい、と言われてきた。ああこんなに友達が少ない人間に育ってごめんよ、とせせら笑っている。友人との大切な誘いを反故にしたり、行くべき大きな飲み会に欠席したり、そういうことを人生のいろいろな場面でやっている気がするのだが、そしてそれをよくないなと思いつつ行ったり行かなかったりしてきたのだが、最近はもう自分の思うままにやればいいのだろうという気持ちになっている。友達は少なくてもいいし、飲み会やパーティーに行かなくてもいいのだと。私は1人でも平気な顔をしているような、群れない側の、内向的な人間だから、その特性を否定せずに心地よい人間関係を築くことができればそれでいいんだし、無自覚にそういう人付き合いをしているのだから。