低空飛行

言葉がちっとも出てこない 掴みようのない気持ちが頭の中に詰め込まれているのだが一言も出てこない 今から頑張って出す練習をする

最近は低空飛行だ 地獄の実習で毎日飯が喉を通らない日々を経験したのが底となり、それからはじわじわと回復快調をたどっている 具体的に何がつらいでもないのに人前で涙が止まらなくなったのは久しぶりだった 人前でなければしばしばあることだが ただ快調だからといって元気はつらつになった覚えはない。ずっと生きること生活することへのしんどさを抱えながら、それでも死ぬという選択を取ろうとすることなく、現状を凌ぐために淡々と毎日を過ごすことしかできない 何が楽しいかと言われればまあ友人と話すことは楽しいしこの夏は趣味も持った ただ10段階で自分の調子を表すとしたら、6より上にいかないのだ 伝わるかしら ずっとそんな感じ そんな感じ

これをプラスと捉えるもマイナスと捉えるも自分次第なのだろうが、恩師の言葉を思い出さずにはいられない。目の前のことだけを何も考えずただ淡々とやりなさい と言われた ああ恩師と彼は似ている私に持っていないものを持っているあの感じ飄々と淡々と生き続けるあの感じ私はああいう異性に魅力を感じるのかもしれない 同性もか

適当に生きることができる人間になりたい。適当になることを許せる人間になりたい。自分を許せる人間になりたい。ああ自分の人生は幸せでも、自分自身の人間はなんて不幸なんだと思う 今はお金が欲しい お金と健康が欲しい 私は心身ともに不安定だから、人一倍普通に過ごすための配慮を自分に施しながら生きる必要があるのだ 誰のせいでこうなったとか考えてた時期もあったけど、今は人のせいにするなという気持ちだ 人の気持ちは延々と変わっていくのに、私の思いは変わらない 恋を忘れる唯一の方法は新しい恋をすることだと2人に言われたああ面白いな私は今恋愛などする気はさらさらない ちょっと好いた人と時々会えればそれでいい と言い聞かせている のかもよくわからない 人間関係の構築の仕方が明らかに自分と違う人間と付き合うと、もう彼が異星人のように見えて仕方がない そういう世界もあるんだなと自分の世界から指をくわえて見てるくらいでいい 私に合わない人間関係や社交の場に無理して飛び込むことはしなくていい いいのだ 昔は海外とかホームステイとか好きだったけれどあの類のものは人見知りのコミュニケーション苦手な内向型には向いてないと気づいたからもう行きたくないああそう今私にはあらゆるやる気がわいてこないのだ海外に行きたいとか旅行に行きたいとか趣味を充実させたいとかそういう楽しいことへの関心もどう絞っても出てこないのだ これも低空飛行の結果かなあ