美しいもの

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小賢しい

小賢しいことをした。後ろめたい。申し訳ない。そんな気持ちでいっぱいだ。私はくそまじめに生きてきて、報われたり報われなかったりした。正直者が馬鹿を見るという言葉を信じながらも、馬鹿正直であることをやめられずに、馬鹿を見る経験をしたこともある。しかし、今回ばかりは、どう考えても自分がずるい。小賢しい。周りの人は関係ない、気にすることではないと言ってくれるが、私の認知の歪みからか、どう考えても私はずるいのだ。

迷惑をかけた人がいた。踏み台にしてしまった人もいた。なんとなく気まずい人もいる。でも、そういう人たちの前で「私は小賢しいことをしたから申し訳ないなあ」という顔をして、ましてやそれを口に出して対応してはいけないのだろうと思う。それはきっと失礼にあたるから。堂々と、自分ができたこととできなかったこと、過去のことと今のこと、立場の違いを切り分けて考えることが、今私にできる最も有効な恩返しなんだろう。はあ、わかってるけどできないなあ。

今後もこの葛藤を抱えて生きるのだろうか。それはあまり自分の精神的にもよくないなあ。今度相談しよう。言い聞かせても実際はそうはいかないし、言い聞かせないといけないってことは多分現状私にはそれができてないしできないってのとだろうから。